ニュートリションって何?

「ニュートリション」は「免疫栄養法」とも訳される言葉で、主に外科や救命救急の分野で注目されている栄養法です。

外科手術を受けると、人間は一時的に細菌やウイルスに対する抵抗力が落ちてしまいます。

そのため、合併症を起こしやすくなり、傷口が化膿したり、肺炎や尿路感染症など様々な病気のリスクにさらされる場合もあります。

ニュートリションとは栄養法によってこうした合併症のリスクを軽減しようという試みです。

免疫機能を高める物質としては「オメガ3系多価不飽和脂肪酸」や「アルギニン」、「核酸」などがよく知られています。

近年、こうした栄養素を配合した栄養剤が医療の世界で用いられる機会が多くなっているのです。

いわば、栄養によって体力を充実させ、自然治癒力を高めて病気を予防しようというのがニュートリションの目的です。

抗生物質を投与しても予防できない合併症もあることから、最新の治療法として注目を集めています。

臨床研究では、外科手術前5~7日間が最も効果的だと報告されています。

感染症や合併症が懸念される手術に対しては特に有効で、術後の感染症が約50パーセントも減少したという報告もあるようです。

とりわけ癌の手術において、日本でもニュートリションの普及が進んでいます。

病院によっては、医師や看護師の指導のもと、入院中の食事に取り入れているところもあるようです。

あくまでも食品なので、医師の処方が無くても免疫増強栄養剤を購入して、ニュートリションを実践することは可能です。

ただし、保険は適用されないので、費用は全額自己負担となります。

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